永遠の若さを生む媚薬? プラセンタ
「プラセンタとは、英語で「胎盤」のこと。胎盤は母親のお腹の中にいる胎児を守り、発育に必要な栄養素をたっぷり蓄えた組織で、赤ちゃんの生育のすべてを担う、いわば生命線のような役割をしています。
古くは秦の始皇帝が不老長寿の媚薬として愛用していたとか、クレオパトラやマリーアントワネットが美容のために摂っていたという逸話も残っているプラセンタ。不老長寿や滋養強壮に効くとして、長い歴史の中で使われてきたようですが、日本では戦後から更年期障害や肝機能障害の治療薬のみに使われてきました。
ところが最新の研究によって、細胞組織の新陳代謝を活発にする、血流やホルモンバランスを整える、活性酸素の発生を抑えて体の老化を防ぐといったプラセンタのさまざまなはたらきが解明され、アンチエイジングの特効薬として注目を浴びるようになったのです。
特に注目されたのが美肌効果。プラセンタが肌の真皮層に直接はたらかけて、ハリやうるおいを生むコラーゲン、エラスチンヒアルロン酸などの生成を促し、シミの原因となるメラニンの生成をおさえる効果が発見されると、プラセンタは美肌成分としてにわかに人気を呼ぶようになりました。
日常的にはサプリ&ドリンクで
プラセンタ商品では、徹底した安全管理の下で生産されたSPF豚の胎盤から抽出した「豚プラセンタエキス」を使ったものが主流となっています。人間の胎盤から抽出した「ヒトプラセンタ」は医薬品のみの使用。最近では豚プラセンタより効果が高いとして「馬プラセンタ」も注目を浴びています。
プラセンタを摂るには、皮膚科で注射や点滴を打つ方法から、化粧品やドリンクなど、さまざまなものが発売されています。最も効果が高いのは、直接体に注入する注射や点滴ですが、毎日打つわけにはいかないので、一般的には通販などで手軽に購入でき、毎日続けられるサプリメントの人気が高いようです。
また最近では先端技術を駆使して開発されたドリンクタイプも登場。飲みやすさもアップして人気が高まっています。飲み方としては、就寝前が効果的。
日常生活では、普段はサプリメントを摂り、ちょっと疲れたなと感じたらドリンクを飲むのがよさそうです。
美肌にダイレクトに効く!プラセンタ注射
プラセンタを最も効果的に体に取り入れる方法は、注射または点滴。プラセンタは医療用医薬品として認可を受けていて、肝炎や肝硬変、胃かいよう、更年期障害、アレルギー疾患、急性歯肉炎などの治療に有効とされています。
点滴は血管に直接注入しますので、最も即効性が高い方法です。プラセンタエキスにビタミンCなどを配合したものを使い、週に1?2回、30?1時間ほどかけてゆっくり注入していきます。料金は1回1万円前後。
また注射は点滴より即効性は落ちますが、1回2000円ほどと料金がお手頃なのが魅力。プラセンタエキスを週1?2回ペースで注入していきます。














