体のサイクルに合わせて1日、28日、1年単位で肌サイクルを考えるポイントを紹介します。
同じスキンケアをしても、なぜ日によって結果が違うのか、そのメカニズムを紹介します。
美肌をつくる1日の過ごし方
自律神経の変化を意識した1日サイクル、ホルモン周期による28日サイクル、そして気候に合わせた1年サイクル。美肌をつくるためには、この3つのサイクルを考えながら生活することが大切です。
まずは、1日の過ごし方から考えてみましょう。自律神経は朝明るくなるとアクティブモードの「交感神経」がスイッチオン。夜暗くなると今度はリラックスモードの「副交感神経」が活発になります。
24時間の中で入れ替わる2つの神経をうまくはたらかせるコツは、太陽を浴びること。日ざしを浴び、体温を上げることで交感神経にエンジンがかかります。休日の寝だめはNG! 美肌のためにはできるだけ同じ時間に目覚めて体内リズムを整えましょう。
夜は夜更かしは避けて、照明を落としたり、ぬるめのお湯で半身浴をするなど、体をリラックスさせて。副交感神経がはたらくよう誘導すれば、すこやかな眠りが待っています。
睡眠は美肌づくりの要。夜10?朝2時に深い眠りに入っていると、お肌の新陳代謝が促されます。「10時に寝るなんて無理」という人も、12時までにはベッドに入りましょう。
ホルモン周期に合わせた28日サイクル
エストロゲンとプロゲステロンという2つの女性ホルモンは、交互に増減しながら約28日で1つのサイクルをつくっています。28日を4つの期間に分け、それぞれにケアの方法を覚えましょう。
生理中の「月経期」はホルモンの分泌が低下し、体をリセットする時期。肌は敏感になっているので、刺激の強いスキンケアは避け、体と心をゆったりリラックスさせましょう。
生理後半?排卵までが「卵胞期」。美肌をつくるエストロゲンが多く分泌され、心身共にイキイキする時期です。攻めのスキンケアで新しい化粧品にチャレンジしたり、スポーツやエクササイズなどでシェイプアップを。体調がいいのでつい夜更かしや残業をしがちですが、美肌のためにはほどほどに。
排卵日前後3日間、あなたの美しさはマックスに。いつもと違った勝負メイクでパーティに出席するのもいいでしょう。ただし排卵と同時にホルモンバランスが変化しますので、睡眠不足が続くと排卵後に肌トラブルが出やすくなります。
排卵後?生理までの「黄体期」はプロゲステロンが多く分泌され、肌トラブルが起きやすい時期。スキンケアで冒険はせず、しっかり洗顔&保湿が基本。体に水分を蓄えやすくなり、下腹部がぽっこりしてきますが、生理が終われば元に戻りますので無理なダイエットは禁物。
美肌のための365日
最後に、28日サイクルをベースに1年間の過ごし方を考えてみましょう。1年は12カ月ですが、美肌のためにはホルモン周期の28日を1つのサイクルとして、「28日×13サイクル=1年サイクル」と考えるのが最適です。
1年の美肌サイクルは、ホルモン周期に季節ごとの対策をかけあわせたものとなります。1月は肌の乾燥対策としてしっかり保湿、2月は寒さ対策に体をあたためる食事をとる…といったように、季節ごとに必要なケアがあります。それをホルモン周期のリズムに合わせて行うのが最も効果的。
季節ごとのケアを黄体期や月経期にほどこしても、かえって肌トラブルの原因になりかねません。肌サイクルを意識しながら効率よくケアする。それが美肌のためのスキンケアと言えます。














